Newsaramaより
マーベルの最新作「ファンタスティック・フォー:ファースト・ステップス」が、公開2週目で興行収入が大幅に減少し、長らく懸念されてきた「スーパーヒーロー疲弊」がついに現実のものとなった可能性が浮上している。
Variety誌によると、2週目の週末興収は4,125館でわずか4,000万ドルと、前週比66%減という大幅な落ち込みを見せた。初週の興収は1億1,760万ドルだったが、2億ドルを超える製作費を考慮すると、この数字は芳しくない。全世界での累計興収は3億8,600万ドルに達するものの、アベンジャーズシリーズ(「インフィニティ・ウォー」「エンドゲーム」共に20億ドル超え)を筆頭に、過去に数々のメガヒット作を生み出してきたマーベルとしては物足りない結果と言えるだろう。
「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」と「サンダーボルツ」も、それぞれ全世界興収4億1,500万ドルと3億8,600万ドルと、振るわない成績に終わった。ちなみに、マーベル映画史上最低興収は「マーベルズ」の2億600万ドル(採算ギリギリ)で、「インクレディブル・ハルク」(2012年公開、2億6,500万ドル)がそれに続く。
このスーパーヒーロー疲弊は、マーベル作品だけにとどまらない。DCU(DCユニバース)の新たなスタートを飾る「スーパーマン」も、初週興収1億2,500万ドルに対し、2週目は54%減と同様の傾向を示している。全世界累計興収は5億5,100万ドルだが、ジェームズ・ガン監督は、スーパーマンの認知度がアメリカほど世界中で高くない点をその理由の一つに挙げている。
「ファンタスティック・フォー:ファースト・ステップス」は現在公開中。詳細については、エンドクレジットシーン解説や映画レビューを参照のこと。
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