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Newsaramaより
小島秀夫氏、今夏のスーパーヒーロー映画を次々と鑑賞しており、『ファンタスティック・フォー』に大きな感銘を受けている様子をTwitterで明かしました。
同氏は『ファンタスティック・フォー：ファースト・ステップス』について、「ファッション、カラーパレット、デザイン、都市風景、テレビ番組やカートゥーン、コスチューム、宇宙服、ロケット、車、さらには企業名、食品（シリアル、ソーダ）、記憶媒体（磁気テープ、ディスク）に至るまで、全てが徹底的に60年代の美学と未来的な感覚を融合させた作りになっている」と絶賛。
映画全体から漂うノスタルジックな雰囲気を、子供の頃に見ていた『奥さまは魔女』や、『インクレディブル・ファミリー』の実写版に例え、コロナ禍以降のスーパーヒーロー映画が暗く陰鬱なトーンから離れつつある点を指摘しました。
特に、冒頭でファンタスティック・フォーの活躍や役割、現状を効率的に要約するテレビ番組の演出を高く評価。「最初から超能力を得る過程を丁寧に描くと、説明過多でテンポが悪くなってしまう。スーパーマンもその部分を省略していた。本作では、『新たな家族』を得る時点、つまり混乱と危機の始まりから視聴者を惹きつけ、シリーズのリブートの“第一歩”として実に『ファンタスティック』だ」と分析しています。
この詳細なレビューは、小島氏が以前投稿した『スーパーマン』の感想を上回る長さで、新作DCU映画も楽しんだものの、『スーパーマン』についてはこれほど詳しく触れていませんでした。「暗くもスタイリッシュでもなく、クールでも『スーパー』でもなかった。観客の視線、つまり距離感と高さは、かつて私たちが（空を見上げて）憧れた『スーパーマン』とは異なる」と評しています。
『ファンタスティック・フォー：ファースト・ステップス』はマーベル・シネマティック・ユニバース（MCU）にファンタスティック・フォーを迎え入れ、ペドロ・パスカル、ヴァネッサ・カービー、ジョセフ・クイン、エボン・モス＝バクラッチらが出演。一方、『スーパーマン』はデイビッド・コーエンシュウェットが主演を務め、ジェームズ・ガン監督による新たなDCスタジオ時代の幕開けを飾る作品です。
『ファンタスティック・フォー：ファースト・ステップス』は現在劇場公開中です。
The post 小島秀夫が『ファンタスティック・フォー』の長文レビューを公開し、彼がこのマーベル映画の新作を気に入っていることは間違いない。 first appeared on Amecomi Info（アメコミ・インフォ）.
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