MCUシリーズは、2021年から始まったマルチバース・サーガにおいて、映画だけでなくDisney+(ディズニープラス)での配信ドラマやアニメ作品にも注力したことで、一気に作品数とキャラクター数が増加。それが一因となり、シリーズ全体のクオリティに問題が生じ始めていた。
この急速な拡大によりファンの離脱も進み、現在は大幅なテコ入れが図られている最中である。
それでも、マルチバース・サーガで張られた数多くの伏線の回収を望む声は多い。そんな中、マーベル・スタジオ代表のケヴィン・ファイギ氏は、GamesRadar+のインタビューで、今後再登場する可能性のあるキャラクターがいる一方で、二度と登場しないキャラクターもいることを示唆した。
ファイギ氏は例として、『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』にて、『インクレディブル・ハルク』以来17年ぶりに再登場を果たしたサミュエル・スターンズを挙げ、たとえ長い時間が経っても再登場の可能性は残されていると語っている。
フェイズ4以降に伏線として登場したキャラクターの代表的な例としては、『エターナルズ』のポストクレジットシーンで登場したハリー・スタイルズ演じるエロスが挙げられる。彼の再登場については依然として明言されていない。
また、このシーンでは声のみではあるがブレイドも登場しており、こちらは新たなサーガでの単独映画の公開が予定されている。
ドラマに目を向けると、『ムーンナイト』のラストで存在が示唆された第三の人格ジェイク・ロックリーについても、その扱いや今後の展開を気にするファンは多い。ムーンナイト自体が高い人気を誇るキャラクターであるため、何らかの形で再登場する可能性は高いが、ジェイクの扱いがどれほどになるかは現時点では不透明である。
そして、マルチバース・サーガのラスボスとして描かれていた征服者カーンに関しても、どのように決着をつけるのかは大きな関心事となっている。『アントマン&ワスプ:クアントマニア』のポストクレジットシーンではカーンの変異体が集結する「カーン評議会」の存在も明らかになっていたが、ここについてもどのように扱うのか気になる。
少なくとも、現在のサーガ内で物語に区切りをつける必要があるキャラクターであり、その結末には注目しておきたい。
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