『スパイダーマン：ブランド・ニュー・デイ』新スーツは歴代スパイダーマンをオマージュしていた

MCUシリーズの最新作として制作が進む『スパイダーマン：ブランド・ニュー・デイ』では、新スーツの登場が見込まれている。すでに解禁映像では細部の意匠が更新されたスーツをトム・ホランドが着用していることが確認でき、デザイン面での刷新が注目を集めている。

シリーズはこれまでも複数スーツの投入が恒例だが、ホランドはComplexの取材で、劇中スーツがトビー・マグワイア版とアンドリュー・ガーフィールド版へのオマージュを含むと明言した。

またホランドは本作を“4作目でありながら新章の1作目”と位置づけ、「再生」というテーマを示唆している。スタークの技術の支援を離れ、自作スーツで戦う現在の状況を強調する発言となっている。

現状で確認されているのは、主に撮影現場で目撃されたスーツだ。胸の蜘蛛マークは、従来の丸みを帯びた造形から脚の長いエッジの効いた造形へと変化しており、全体のラインもシャープさを増している。赤と青の配色やウェブパターンにも、マグワイア版とガーフィールド版を思わせる要素が見て取れる。

物語面では、二人のスパイダーマン登場のウワサが根強い一方で、マルチバース要素の扱いは不透明だ。ただし『アベンジャーズ／ドゥームズデイ』に直接接続するとされる以上、短いシーンや小ネタレベルで何らかの示唆が織り込まれる可能性はあるだろう。

果たして今回の映画でスパイダーマンはどのようなスーツを見せるのか。『スパイダーマン：ブランド・ニュー・デイ』は2026年7月31日より全米公開予定だ。

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