Newsaramaより
『ハリー・ポッター』シリーズや『ホーム・アローン』で知られるクリス・コロンバス監督が、2005年の『ファンタスティック・フォー』でマーベル作品の製作に加わる機会があったものの、意見が多すぎるという理由で解雇されたと語っています。
コロンバス監督はポッドキャスト「Fade to Black」で、脚本に携わり、監督と会い、ジャック・カービー(ファンタスティック・フォーの生みの親)のスタイルやマーベルコミックのシルバーエイジを反映すべきだと提案したところ、20世紀フォックスから解雇の連絡を受けたといいます。
2005年版『ファンタスティック・フォー』は、イワン・マクレガー、ジェシカ・アルバ、クリス・エヴァンス、マイケル・チクリスといった豪華キャストを迎えながら、原作コミックとは大きく異なるダークでスタイリッシュな世界観、そして黒に近い濃い紺色のスーツで描かれ、当時の流行を反映していました。これは、黒のレザーコスチュームで知られる最初のX-メン映画シリーズにも共通する傾向でした。
しかし、現在多くのスーパーヒーロー映画がクラシックなコミックスタイルを取り入れていることを考えると、コロンバス監督の意見は時代を先取りしていたと言えるかもしれません。今年公開されたMCU版『ファンタスティック・フォー:ファースト・ステップス』は、レトロフューチャリスティックな60年代を舞台に、カービーへのオマージュと鮮やかな色彩、原作に忠実なコスチュームが魅力です。
コロンバス監督の解雇劇は、スーパーヒーロー映画におけるビジュアル表現の変化と、時代を先取りしたクリエイターの苦悩を浮き彫りにする興味深いエピソードと言えるでしょう。
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