MCUシリーズのドラマとして制作が進んでいる『ヴィジョン・クエスト』は、『ワンダヴィジョン』で復活(誕生?)した通称ホワイト・ヴィジョンを主人公とした物語であり、長らく行方不明となっている彼のその後に焦点が当てられる予定だ。
最近、イベント「スター・トレック ラスベガス」に出席した本作のショーランナー、テリー・マタラス氏は『ヴィジョン』についても言及し、本作のメインヴィランのキャストと、トニー・スタークのAIであったフライデーのキャスティングを明らかにした。
まずメインヴィランであるパラディン役には、『スター・トレック』にも出演していたトッド・スタシュウィックが決定している。
パラディンは特殊能力こそ持たないが、傭兵のヴィランとしてコミックで描かれ、武器の扱いに長けたキャラクターだ。スパイダーマンやパニッシャーとも戦った経歴を持つ。本作ではホワイト・ヴィジョンを狙う存在とされているが、超人的なヴィジョンにどう立ち向かうのかが見どころだ。
また、フライデーは本作で肉体を持った姿で登場するとされているが、これまで映画で声を担当していたケリー・コンドンではなく、『スター・トレック』出演歴のあるオーラ・ブレイディが演じることが明かされた。
フライデーは、ヴィジョンとなったジャービスの後にトニー・スタークが採用したAIで、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』に初登場。その後『キャプテン・アメリカ/シビル・ウォー』『スパイダーマン:ホームカミング』『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』『アベンジャーズ/エンドゲーム』に登場し、すべてケリー・コンドンが声を務めていた。
コンドンは以前、別のインタビューで『ヴィジョン』出演のウワサについて「それは真実ではない」と否定していた。なぜ彼女が続投しないのかは不明だが、オーラ・ブレイディが演じる“人間として登場するフライデー”がどのようなキャラクターになるのか注目される。
このほか本作には、ヴィジョンの誕生に関与したウルトロンや、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』に登場したトニーが残したEDITHのAIも登場予定だ。
映画との密接な繋がりを持つドラマとしても最後になるとされる『ヴィジョン・クエスト』は、Disney+ (ディズニープラス)で2026年に配信予定だ。
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