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Newsaramaより
マーベル・ゾンビーズ20周年を記念し、R指定の新たなコミック「マーベル・ゾンビーズ：レッドバンド」が発売されます。イーサン・S・パーカーとグリフィン・シェリダンが脚本、ヤン・バザルドアが作画を担当するこのコミックは、マーベル・ユニバースへの血みどろの「ラブレター」になるとのことです。
Newsarama誌は9月発売の「マーベル・ゾンビーズ：レッドバンド＃1」に先立ち、パーカーとシェリダンへのインタビューを実施。R指定という新たな要素が、古典的なマーベル・ゾンビーズの伝統をどのように継承し、かつ新たな境地を開拓するのかを掘り下げています。
記事には「マーベル・ゾンビーズ：レッドバンド＃1」からの数ページと、新たに公開された「マーベル・ゾンビーズ＃3」の表紙（サノスが描かれている）も掲載されています。「マーベル・ゾンビーズ＃3」の公式説明文には、「マーベル・ユニバースの不死者の歴史が続く！サノスがインフィニティ・ストーンを求める冒険に乗り出す！」とあります。「我々の宇宙の狂気のタイタンはかつて全生命の半分を殺した。死者が死なない宇宙では、彼は一体何をしようとするのか？！ 」
インタビューでは、20年の歴史を持つマーベル・ゾンビーズへのアプローチや、R指定による表現の幅の広がりについて語られています。パーカーは、過去の錚々たるクリエイターたちの足跡を踏襲することのプレッシャーを感じつつも、本作がヒーローたちのオリジンストーリーの真っ只中に起こる別のマーベル・ユニバースを描いているため「ルールはない」と語り、独自の道を切り開いていることを強調しています。シェリダンは、血みどろの描写に加え、生き残ったヒーローたちの感情的な葛藤を重視している点を指摘しています。
R指定について、パーカーは「ハルクが誰かを血みどろにして眼球を食べる」といった描写も許され、マーベルがそれを公認していることに驚愕しつつ、限界まで過激な内容を目指していることを明かしています。シェリダンも、ホラー分野出身である2人にとって、R指定はまさに「呪い」であり、愛すべきヒーローたちが引き裂かれる悪夢のようなシナリオを生み出すことに喜びを感じていると語っています。
マーベルヒーローとゾンビの組み合わせの成功要因について、パーカーは、ヒーローたちの明るく希望に満ちたイメージとゾンビ・アポカリプスの暗黒的な世界観の対比が魅力だと説明。シェリダンは、魔法的な世界が腐敗と破壊に侵食される様への根源的な好奇心が作品の魅力だと分析しています。
作画を担当するヤン・バザルドアについては、両者とも高く評価。彼女の躍動感あふれる描写と感情表現の豊かさ、そしてグロテスクな描写も完璧にこなせる能力を絶賛しています。
最後に、読者へのメッセージとして、パーカーは暴力的なゾンビものと同時に、マーベル・ユニバースへの深い愛情が込められた作品であることを強調。シェリダンは、マーベル・ユニバースが自身を食い尽くすような、愛と残酷さが混ざり合った作品であると述べています。
「マーベル・ゾンビーズ＃1」は9月17日発売予定です。
The post マーベル・ゾンビーズが、新たなR指定のレッドバンドコミックで帰ってくる。「これはマーベル・ユニバースへのラブレターでありながら、同時にマーベル・ユニバースが自身を食い尽くす物語でもある」 first appeared on Amecomi Info（アメコミ・インフォ）.
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