Newsaramaより
公開から数週間で興行収入を伸ばし続けている映画「スーパーマン」が、新たな大きなマイルストーンを達成しました。このDCU作品の世界興行収入は5億ドルを突破し、夏を通してさらに増加が見込まれています。
アメリカ国内の興行収入だけで見ると、ジェームズ・ガン監督の「スーパーマン」は、2013年の「マン・オブ・スティール」の2億9100万ドルを上回り、ソロ作品として歴代最高を記録しました。どちらのスーパーマン映画が優れているかを議論してきたファンにとって、新たな議論の材料となるでしょう。
しかし、これらの数字を正しく理解するためには、いくつかの点を明確にする必要があります。
まず、映画間の比較においてはインフレを考慮すべきでしょう。Forbes誌が指摘するように、12年前の2億9100万ドルは現在の約4億700万ドルに相当し、上記の記述は技術的には不正確になります。
また、海外での興行収入がやや低調なため、新たな「スーパーマン」が「マン・オブ・スティール」の世界興行収入(6億7000万ドル)を上回る可能性は低いでしょう。「マン・オブ・スティール」の海外興行収入は3億7900万ドル(全体の半分以上)でしたが、ガン監督の「スーパーマン」は現時点で2億1400万ドルにとどまっています。
ガン監督は最近のインタビューでこの興行収入について、「スーパーマンは一部の国では知名度が低く、バットマンのような人気スーパーヒーローではありません。それが興行成績に影響を与えます。また、世界的に反米感情が高まっていることも影響しています。これは私たちにとってプラスにはなりません。ですから、ゆっくりと成長させていくことが重要です。しかし、私たちにとって、すべてが成功だと感じています」と述べています。
現在の興行状況を考慮すると、「スーパーマン」の成績は実際には非常に優秀です。もしコロナ禍以前、ブロックバスター映画が現在よりもはるかに高い収益を上げていた状況で公開されていれば、スナイダー監督版を上回っていた可能性が高いでしょう。何しろ、ガン監督版は観客と批評家双方から非常に高い評価を受けています。
DCUの今後の予定としては、8月21日に「ピースメーカー」シーズン2、来年には「スーパーガール」が公開予定です。
「スーパーマン」は7月11日から劇場公開中です。
The post ジェームズ・ガンの『スーパーマン』が米国で『マン・オブ・スティール』の興行収入を上回り、ソロのスーパーマン映画として歴代最高興行収入を記録した。 first appeared on Amecomi Info(アメコミ・インフォ).
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